1951年、アメリカ西海岸の小さな町"ローソン"。ある日、海岸にひとりの男が打ち上げられる。その姿を見て驚き、狂喜する町の人々。その町では誰もが彼を知っていて、あらゆる場所で彼は大歓迎を受けるが、彼には、自分自身が誰なのかわからなかった。だがそんな戸惑いと不安は人々の善意と愛情によって少しずつ溶け、彼はこの町での生活を愛するようになる。そしてすっかり荒れ果ててしまった町でただ一つの映画館、彼の父が経営する「マジェスティック」でもう一度映画を上映しようと奔走しはじめるのだが…。
■コミュニティーとなっている街の中というのは「トゥルーマン・ショー」と似ているが、コメディー色一切無し。コメディーをやる人は演技はうまいと思う。それにこういうシリアスな映画をするとコメディーとのギャップで余計に光って見える。作中では断片的にしか流れない「サハラの盗賊」がDVDの特典の中で一作品として見られる趣向はよいと思う。
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